則本「6年連続2桁勝利とか抜けるわぁ…」
コーチ(うわぁ来たよ…)
則本「試合の進行はどうだい?」シコシコ
コーチ「現在ここまで進んでいます」
則本「先発である古川が4回無失点…ふんふん…」
プロデューサー「このままだと勝利投手誰?」
コーチ「古川ですね」
則本(そっかぁ…)
則本「この試合なんか違うんだよね…王道すぎるというか…ひねりがないよねぇ…」
スタッフ「うわぁ…」(そうですか…)
則本「そうだ!この先発を途中で降板させて別の真エースをカッコよく登場させようよ!」
則本「エースは僕ちゃんね!これは面白くなるぞ!」
コーチ「で、でももう古川完封ペースですし!試合も殆ど出来上がってますよ!」
則本「いやいや…まだ4回無失点しただけでしょ?」
コーチ「色んなメディアに5勝目公言してますし!」
則本「勝つと限らないだろ」
則本「古川は肘の違和感とかなんか理由つけて途中降板にしてその試合の続きを真エースにやらせりゃいいよ」
コーチ「球団グッズももう沢山用意してます!」
則本「それはそのままでもいいんじゃないもうさ」
則本「僕ちゃん出そうよ~」ドピュピュ
コーチ(こんなのおかしいって…継投とかも考え直しだぞ…こんな馬鹿Pの好きにさせてたまるか…)
コーチ「次期エースの育成が決定してます!真エースだか何だか知らないですけど突然投げられても困りますよ!」
則本「次期エースは吉田とればいいだろ、次期エースが2人いても真エースが則本には代わり無いし」
則本「まあ見た目とか可愛いから人気も出るだろうし、客引きに最大限利用してあげてよ次期エースをさ」
則本「勝ちゃあ文句ないっしょ?それより真エース登板してからのストーリーを考えようよ!」
則本「奪三振系の前エースが人気出たから真エースもそれで行こうよ!かっこいいし絶対人気出るって!」
コーチ「あの…この試合は若手の育成が魅力の一つでもあるはずですよね、それを途中から変えちゃうって詐欺みたいな事になりませんか?」
則本「じゃあなんで最初から僕ちゃんを先発にしなかったの!?君のチョイスミスでしょ!?」
則本「試合は元の試合を基礎にして元ゴミの降板と真エースの登場入れてそこから真エースの魅力を前面に出しつつ熱いピッチングをすれば完璧だぁ…」(勃起)
コーチ「でもそんな雑な継投したらファンからの信頼がおかしくなっちゃいますよ!!」
則本「このチームの試合なんて気にしてる奴いないだろ」
則本「さっそく僕ちゃん肩作ろう!」シコシコ
古川「あー!まさかオレが完封狙えるだなんて!嬉しいなぁ…頑張るぞ!!」
コーチ「古川くん?ちょっといいかな…」
………
古川「えっ…4回1安打無失点で降板してそのまま試合には一切出ない?…あの…オレ時期エースって…」
コーチ「本当に申し訳ないです…あのまだ内緒なんですけど…査定では考慮させる予定ですので…」
古川「…はぁ…」
則本「じゃあなんで最初から僕ちゃんを先発にしなかったの!?君のチョイスミスでしょ!?」
あのさぁ…