12球団の球場事情　賃貸形式、自前で費用の差すごい出てるね

自前型
■西武ライオンズ（メットライフドーム）
■阪神タイガース（阪神甲子園球場
親会社の阪神電鉄・西武鉄道が所有。
入場料収入、売店、広告料など、すべてが親会社に入る

■中日ドラゴンズ（ナゴヤドーム）
■オリックスバファローズ（京セラドーム大阪）
厳密には球団の自前とはいえないが、グループ内の金銭の行き来であることを考慮すれば、「自前」と言える

■福岡ソフトバンクホークス（福岡ヤフオク！ドーム）
以前は年間使用料50億
2012年に870億円で買収。自前の球場に

賃貸型

■読売ジャイアンツ（東京ドーム）
年間使用料30億。
年間100億円ともいわれる球場内の広告料や売店の売り上げもあまり入らない

■ヤクルトスワローズ（明治神宮野球場）
スケジュールは学生野球が優先。
年間使用料10億円

■北海道日本ハムファイターズ（札幌ドーム）
１日につき使用料830万円。２万人以上の場合は１人につき４００円の追加料金

折衷型
■広島東洋カープ（MAZUDA Zoom-Zoom スタジアム広島）
所有者は広島市だが、球団は指定管理者となっている。球団は年間使用料5億7900万円と別に、
10年間で21億1000万円を支払い、球場内の広告料や売店の販売権などを管理・運営する契約

■千葉ロッテマリーンズ（ZOZOマリンスタジアム）
千葉ロッテマリーンズも指定管理者となり、千葉市が所有するスタジアムの球場内広告や売店など、ある程度自由に切り盛りする権利を有している。

■東北楽天ゴールデンイーグルス（楽天生命パーク宮城）
球場の改修費用を球団が全額負担することを条件に、年間使用料5000万円という破格の賃貸契約を結んだ。
加えて、球場内の広告料は参入直後から黒字経営を可能にしている
や売店でのグッズ販売の売り上げ、飲食の売り上げなど、
すべてが球団に入る仕組みを作り上げたため、イーグルス参入直後から黒字経営を可能にしている

■横浜DeNAベイスターズ（横浜スタジアム）
当時で入場料収入の25％、年間約20億円と言われていた。
親会社がDeNAに代わったのは2012年。本拠地移転の噂も流れ、これを引き留めるべく横浜スタジアムは球場使用料を入場料の25％から13％へと大きく譲歩。
新設の広告スペースの営業権も球団が持つことになった。