原「あ、あぁ～ッ！」
落合「はい、うちからは誰も出しません。貧乏くじお疲れさまでした」
松井秀喜「うぅ……あ、ありがとうございました……」
数ヵ月前、星野ジャパンが最後の五輪に出場したのだが、
『あんな監督のワンマンチームでは次のWBCも勝てるわけがないのでは』
という懸念の声があり、結果、原ちゃんが第2回WBCの指揮を執ることになった。
しかし落合ちゃんはなんだか原のことがキライみたいで、いつもいつも不愛想に選手ダサナイダサナイして、日本国民からの評判ワルイワルイなのだった。
宮崎市「トホホ……せっかくのキャンプで書きいれ時なのに中日の選手はイナイイナイなんだから……あーあ、どうにかしてキャンプが盛り上がってくれないとな～、ん？」
巨人はいないのにサンマリンスタジアムの近くの道路に渋滞ができている。
イチロー「よいしょ……よいしょ……」
川崎（い、イチローさんが、自分と同じユニフォームを着ている！？）
高代「ふぅ……亀井の守備はメンバーに入れても問題ないですかね……。色々贔屓だとか言われるだろうからもっと実力で頑張らないと……」
原「栗原ちゃーん！」 バターンッ！
栗原「ひゃあッ！？」
原「く、栗原ちゃーん！ ごめんよーッ！ 栗原ちゃんは毎日代表のために練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ！ ハフッ！ハフッ！ 本戦メンバーから落選の匂い！」
松坂「か、カットばっかりしないでください！」
韓国代表「ご、ごめんね松坂ちゃん……！」
岩隈「べ、別に、球数制限を見越して打たせて取るくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私はスライダーで、あんまり粘らせないから」
小笠原「ぼ、ボールが霧で見えないよ！ なんとなくのその勘だけでワイはボールにフルスイングしちゃうんだよ！ あっ、そ、そうだ！ セ、センターちゃんグローブ出して！」
セペダの守備の介護係「こ、こうですか？」
城島「そう！ それじゃあ今からバットを叩き付けるからね！ 球審の目の前でバットにポキーするからね！ ちゃんと受け止めてね！」
控え捕手石原「えっ、えっ？」
村田「ウオーッ！ 一塁ベース前！ 太ももの肉を痛めるぞ！」ブチブチブチーッ！
栗原「ひゃあッ！」
イチロー「くっ、ふぅ……！ や、やっとヒットが出たぁーッ！」
マスコミ「ほんとうです……で、でもなんで……？」
イチロー「それはね……亀井ちゃんの気持ちが、ワイに伝わったからだよ！ 皆でストッキングを上げて練習したことがね！」
山田久志投手コーチ「抑えがいない……」
内川「そう！ だから、後ろに逸らしたらなんて、二の次なんだよ！ ファインプレーは、狙ってやるより、偶然に起きることが一番多いんだよ！」
岩隈「は、100球制限って……はわわ……あ、あの……8回で達しそうなので、中継ぎの投手に投げてもらってもらってもいいですか？」
杉内「もちろん！」
その後、ダルビッシュが半分自滅して同点に追いつかれ、延長戦に突入。平日の昼間なのに日本人はテレビの前で落胆していた。
でもまぁ、その次の回、チャンスでイチローが「イキかけました」とつぶやいてくれるたので結果オーライ！ 終わり
こういうのよ
こういうのならおんＪでやってええんよ