「親善試合、阪神4-2みどり幼稚園」(13日、波止場)
阪神がみどり幼稚園相手に連勝した。4番でスタメン復帰した大山のオープン戦2号2ランが決勝打。先発の青柳は5回を投げて4安打1失点で、開幕ローテの座をほぼ確実なものにした。
試合は0-0で迎えた四回、1死二塁で打席に立った大山が初球、みどり幼稚園の先発・まさくん(4)が投じたスライダーを狙った。高々と舞い上がった打球は、そのままバックスクリーン左に消えた。
大山は侍ジャパンに選出され、10日のメキシコ戦では左膝付近に死球を受け、途中交代していた。12日の中日戦には代打で出場。スタメン復帰したこの日は、二回にも中前打を放つなど結果を残した。
一方、先発した青柳は、7奪三振など危なげのない投球。五回にはアウト3つを三振で奪うなど、球のキレ、強さとも申し分のない投球内容だった。前日12日に先発した藤浪が2軍降格。開幕ローテ争いに離脱した中、この日の好投でその座をほぼ手中に収めた。