内海「巨人ちゃん！プロテクト外さないで！」巨人「うるさいですね…」ｼｺｼｺ

内海「あ、あぁ～ッ！」　ドピュドピュドピューッ！
西武「はい、これで監督の可能性無し。お疲れさまでした」
内海「うぅ……あ、ありがとうございました……」

内海「トホホ……巨人ちゃん好きなのにスミタニデシコシコはイタイイタイなんだから……あーあ、どうにかして巨人ちゃんのプロテクトに入れてもらえないかな～、ん？」
深夜なのにチノちゃんの部屋から明かりが漏れている。

巨人「よいしょ……よいしょ……」

内海（ち、巨人ちゃんが、自分の部屋で選手名鑑を相手にプロテクトの練習をしている！？）

チノ「ふぅ……こんなものですかね……。もっと気持ち良くなってもらえるように頑張らないと……」

内海「巨人ちゃーん！」　バターンッ！
巨人「ひゃあッ！？」
内海「巨人ちゃーん！　ごめんよーッ！　巨人ちゃんは今年若手のためにプロテクトの練習してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!!ハフッハフッ、また犯罪の匂い！」

巨人「ど、ドサクサにまぎれて犯罪の匂いを嗅がないでください！」

内海「ご、ごめんね巨人ちゃん……！」

巨人「べ、別に、プロテクトの練習するくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私は下手で、毎年優秀な若手を守れないから」

内海「くっ、ふぅ……！　す、すっごい愚痴が出たぁーッ！」
巨人「ほんとうです……で、でもなんで……？」

内海「それはね……巨人ちゃんのアホさが、野球ファンに伝わったからだよ！　巨人ちゃんの外様を思いやり生え抜きはゴミ扱いする本性がね！」

巨人「私のアホさ……」

内海「そう！　だから、プロテクトなんて、二の次なんだよ！　優勝日本一は、外様にやってもらうより、生え抜きにやってもらうのが一番気持ちいいんだよ！」

巨人「ア、アホって……はわわ……あ、あの……広島のプロテクト、組むのにに付き合ってもらってもいいですか？」

内海「もちろん！」

その後、内海は巨人を罵倒し続けて次の日の朝は起き上がれないほど疲弊していた。でもまぁ、原監督のお気に入りの炭谷君が代わりに来てくれるようになったので結果オーライ！　終わり