菅野「12球団のエースを攻略できるゲーム…？」

～ゲームショップ～

菅野「ポケモン…モンハン…スマブラ…ナンバリングタイトルはもう飽きたし…目当てはやっぱり…」

～18禁コーナー～

菅野「ふふ…やっぱりここが落ち着くなぁ…」

菅野「こう…とびっきりえ〇ちそうなものはないかなぁ…ん？」ｶﾞｻｶﾞｻ

菅野「ん…？プロ〇ピＡ(エース)～え〇ちしょっ♡～…？なんだこれは」

パッケージ「自分以外のプロ野球選手が全員女の子に！？新感覚育成＆アダルトゲーム♪」

菅野「ふーん、いい発想だな、イラスト可愛いし。俺も読売巨人軍のエース様だしこれなら感情移入も簡単だな。よし、これにしよう。」ｶﾀｯ

～自宅にて～

菅野「…周りを見渡しても誰もいないんだけどな」
菅野「…よし、早速あれやるか」ｶﾞｻｶﾞｻ、ﾊﾟｶｯ、ｷｭｯｷｭｯ

菅野「カチャッピピッ…テロン」ｶﾁｬｶﾁｬ

【プロ〇ピA～え〇ちしよっ♡～】

菅野「声優誰だこれ…まぁ後で調べればいいか……はじめからっと…」ﾋﾟｯ

ﾊﾞｯ…

ー名前を入力してくださいー

菅野「名前を変えられるのか。と、も、ゆ、き、と」ﾋﾟﾋﾟｯ

ーロード中…ー

ﾊﾞﾊﾞｯ

～この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません～

明日はオールスター、ファン投票1位に選ばれた俺は明後日の先発で出場する。今日は選出選手の招集日なので軽い挨拶を済ます程度で後はフリーである

菅野「ほぉ。オールスターから始まるのか。エースを集めるには丁度いいシチュエーションだな。まずは攻略キャラと顔合わせ的な感じか？」

ともゆき「俺も特にやることないし、今後の俺の輝かしい人生のために他のエースにアドバイスでも聞くかな」

ともゆき「えーっと一番近くの部屋は…」

ともゆき「…失礼」ｶﾞﾁｬｯ

今永「…はい？」

菅野「…横浜の奴か、堅物が来たな。この手のタイプは強がってはいるが弱み(主に無援護)に共感したら意外とすぐ堕ちる。比例的難易度“易”だな」

ともゆき「初めまして…だな。名前位なら聞いたことがあると思うがともゆきだ。明日はよろしく。」

今永「…しってますけど。…こちらこそ。」

ともゆき「…あ、あぁ」(気まずいなぁ)

今永「…あ、あの…」

ともゆき「…？」

今永「…いや何でも無いです。明日のイメージトレーニングがあるので早く出ていって貰えますか？」

ともゆき「あ、あぁ、すまんすまん、また明日な」

今永「…」

菅野「フラグはあるし攻略だけなら簡単そうなんだがなんかどうも手応えが無いなぁ。どうせプロローグだし1度保留で次行くか」

ともゆき「俺の事、結構知ってそうだったのは気のせいかな？…うーん俺が球界のエースだから怖気づいただけかw」

ともゆき「さて、お次はこの部屋かな？」ｶﾞﾁｬｯ

千賀「ほーい…あ、ともゆきさんじゃないっすか。WBCぶりっすね。」

ともゆき「千賀じゃないか、その節はどうもな。元気か？」

菅野「武田の方がキャラ付けしそうだと思ったが千賀か」

千賀「別にどうとでもないですけど。そんなこと言うためにわざわざお仕掛けて来たんすか。」

菅野「興味のないことはひたすら興味無い感じだな。いきなりラスボスタイプきたか、デレるまで結構な時間がかかりそうだな。まぁ、そこが恋愛ゲームの醍醐味なんだがなﾃﾞｭﾌﾌ」

ともゆき「いや、久しぶりだから挨拶だけでもと思って…。」

千賀「ふーん。そんな面倒臭いことしてるんですね。ま、頑張って下さいねー、さよならー。」ﾊﾞﾀﾝ

菅野「…いや～、ドライっすw。ま、俺の指にかかればこいつの全裸CG回収なんて朝飯前なんだけどねwこういうのはフラグの回収が大事よ。まぁ今は残りの球団の物色だなw」

ともゆき「普段からツンツンしてるようなやつだが…。いつもより不機嫌だった気がするな。俺、何かしたかなぁ。」

ともゆき「…おっ次はここか？」ｶﾞﾁｬ

メッセンジャー「モグモグモグモグ。ズズズー。 」

ともゆき「おーい」

メッセ「ン～？？ア、スガノサン！！」

ともゆき「おお！メッセじゃないか！」

菅野「お、でたでた。帰国子女系は極めて安牌だな、こっちから行動起こさなくても余裕で攻略できるだろ。」

ともゆき「お前、また食べてるのか…明日登板だろ？」

メッセ「スタミナ、スタミナネ！！…スガノサン、ハ、ショウユ、二、シマスカ？？トンコツ、ニ、シマスカ？？ソレトモレンシュウ、レンシュウ？？」

ともゆき「あー、メッセ、今日は体を休める日にしてるんだ、話なら聞くよ。でも前日にラーメン、俺はちょっと…。」

メッセ「ン～、ラーメンオイシイヨ？？ 」

ともゆき「俺、腹壊しやすいんだよなぁ…。今日は明日に備えるわ。」

メッセ「ン…。ザンネンザンネン。マダ、タベルヨ？？マタアシタネ！！！…モグモグモグモグ…ズズズ」ﾊﾞﾀﾝ

菅野「暫定一番攻略しやすそうなキャラだな、手慣らしに最初に助っ人ぶち込んじゃうか？まぁ、全員見てからでもいいか。
」

ともゆき「明日登板と分かっているとはいえ、メッセ寂しそうな顔してたなぁ…。いいやつだし、付き合ってあげた方が良かったかなぁ。」

ともゆき「あ、次はここか。」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

岸「ん…？あ、菅野…くん？…だね？」

ともゆき「あっ、はっ、初めまして」(美人なな人だ)

岸「初めまして…だっけ。わざわざ挨拶に来てくれたの？」

菅野「岸孝之の方で来たか、おそらく正統派だな。メインヒロインか？」

ともゆき「は、はい///」

岸「大丈夫…？様子がおかしい気が…。体調悪い…？中入る…？」

金子ちひろ

薄着

ともゆき「あ、あはは…」(ど、どうしようかな…入れてもらおうかな …)

部屋の中の誰か「岸さーん？」

ともゆき「！？」

則本「岸さーん？誰やったん～？早く戻って来てやぁ～！」

岸「あ～ごめーん！もうちょっとまってて～！」

則本「え～？早く一緒に寝ようやぁ～？明日早いのに1人じゃ寝られへん～泣」

岸「わかったわかった～…あ、中に則本いるけど大丈夫…？体調悪そうだし少し休めば…」

ともゆき「！！…いえいえいえいえ大丈夫です！早く則のところ言ってあげてください！」

岸「そう…？…ごめんね…？また機会があったら話そうね。」ﾆｯｺﾘ

ともゆき「は、はい///」ﾊﾞﾀﾝ

菅野「こっちが好感度高いタイプか、こういうのも居ないとな。しかし厄介なやつが部屋にいたな…。攻略対象は岸でいいんだよな？どっちがエースか分からん。」

ともゆき「岸さん、美人だったなぁ…。また話せるかなぁ…。」

ともゆき「つぎはここだな」ｶﾞﾁｬ

ライアン「…～…～…～…～…～…」

ともゆき「！？」ﾊﾞﾀﾝ

菅野「ん！？どうしたどうした」

ともゆき「折伏中のようだ。他をあたろう」

菅野「いやいやどうやって攻略するんだよそんなの」