「水原茂のブロックサイン」
南海ホークスの捕手として初めて日本シリーズに出場することとなった野村克也。
相手は水原茂監督率いる読売ジャイアンツだ。
この水原という人物、アメリカかぶれの実にハンサムな男であった。
水原は自ら三塁走塁コーチを務めていた。
そして試合の最中にユニフォームのアチコチをひたすら手で撫でるように触るのだ。
それを見た野村たちは、「なんだあいつ、そんなにユニフォームのシワが気になるのか。見た目通りキザな人だなぁ」とベンチで笑い合っていた。
しかし、しばらくして、水原の動作の真の意味に野村は気付いた。
ブロックサイン――。
水原が身体を触っていたのは、一連の動作をセットにして選手に指示を伝えるサインだったのだ。
現代から見れば当たり前かもしれない。
しかし、当時の南海のサインは「ベルトを触ったらバント」のような極めて単純なものだった。
相手に見られたらすぐにバレてしまう代物だ。
しかし、読売ジャイアンツの水原茂のサインだけは違ったのだ。
野村がその事実に気付いたとき、勝負の行方はすでに決していた。
「頭を使って野球をする」
野村克也、生涯のテーマが決まった瞬間であった。
「白坂は明日からセカンドです」
1953年、一人の遊撃手が大阪タイガースに入団した。
吉田義男、またの名を牛若丸――。
キャンプ初日、監督の松木謙治郎は大忙しだった。
とにかく戦力のチェックをしないことには始まらない。
まずは投手陣の確認だ。
そして期待のスラッガーのバッティング練習。
最後に別グラウンドでノックをしていた吉田と白坂のところにやってきた。
白坂というのは白坂長栄。
リーグ屈指の守備力を誇るタイガース不動のショートストップだ。
「どうだ、新人の吉田は?」
開口一番、松木は守備コーチに聞く。
まだビデオカメラも普及していない時代。
今では考えられないことだが、当時は入団するまで選手のプレイをスカウトしか見たことがないというのも、さして珍しいことではなかった。
スカウトから守備のいいショートストップと聞いてはいたが、どれほどのものか――。
「白坂とはモノが違いますね……」
「おいおい、いくら守備がいいと言ってもまだ新人だぞ。白坂と比べたら可哀想だろう」
呆れる松木を遮り、コーチは続けた。
「白坂は明日からセカンドです」
意味が分からず口をつぐんでいる松木を見ると、コーチは黙って吉田のノックを再開した。
吉田の動きを見て、松木はすべてを理解した。
そう、白坂とはモノが違うというのは、「白坂と比べると下手すぎて話にならない」という意味ではなく、「白坂よりも格段に上手い」という意味だったのだ。
ひと目見ただけで明らかなほどに、吉田の守備は圧倒的であった。
松木はその日のうちに白坂のコンバートを了承。
吉田は入団一日にして守備練習だけでショートのレギュラーを獲得したのであった。
吉田はそれから16年間レギュラーとしてプレイし、9度のベストナインを獲得することとなる。
よっさんで草
はえー
こいつ凄い凄い聞くけど映像見たことないから分からんわ
「おまけの中身が知りたくて――。」
浜松市東区内のショッピングセンターで、ポテトチップスのおまけのプロ野球選手カードの入った袋25個に、はさみで切り込みを入れたとして、浜松東署は6日、愛知県豊川市中条町宮坪、無職松尾昇容疑者(51)を器物損壊容疑で逮捕したと発表した。
「巨人軍のカードが欲しかった」と容疑を認めているという。
同署によると、松尾容疑者は5日午後1時55分ごろから約20分間、同センターで、おまけのカード付きのポテトチップス25袋(1袋90円、計2250円)のおまけの袋をはさみで切った疑いがある。
同容疑者は、計35袋のおまけの袋を切り、中身のカードを確認して気に入った10袋を購入した。
それ以外の25袋を商品棚に返してセンターを出たところを警備員に呼び止められたという。
だろうね
はえーこんなことで捕まるやつおるんやな
はえー
はえ~こんなマヌケなやつがおるんやな
はえー
はえー
はえ~
草
はえー
はえー
はえーやっぱ巨人ファンってクソやな
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