ローチ「あ、あぁ~ッ!」 5-5
高山「はい、今日も勝ちが狙える。お疲れさまでした」
ローチ「うぅ……あ、あとはがんばってください……」
数時間前、念願の先発炎上に持ち込んだのだが、『大量ビハインドだと勝ち継投を出せないのでは』
という懸念の声があり、結果、打線が定期的に試合の中盤からから同点に仕切り直してくれるようになった。しかし打線ちゃんはなんだか
勝ち投手にはさせたくないみたいで、いつもいつも不愛想に最終回まで沈黙して、中継ぎデバンデバンなのだった。
中継ぎ「トホホ……則本からも同じ事したのに同点からはウタナイウタナイなんだから……あーあ、どうにかしてオリックス打線の申し訳程度の反撃をやめさせて気持ちい敗戦にしてもらえないかな~、ん?」
草