これは「短期のUZRで守備の上手さを測る事は出来ない」という意味である。
つまり打率や守備率、防御率と同じ事で、ただ単に試行回数が少ないため統計的な価値はないというだけである。
一般的にUZRは3年分は見ないと信用できないとされるが、たとえ1年分であろうが50試合分であろうが、
UZRが表すのは『同ポジションの他選手に比べて減らした失点』である事に変わりはないため、貢献度を測る分には何の問題もない。
2右 2番強打者理論
これはいくつかあるので一まとめに。
①層の薄いチームでは机上の空論、層が厚ければ出来る。
そもそも打線の意味とは何だろうか?より効率よく点を取るための組み合わせである。
つまり層が薄く得点力の低いチームほど、より得点効率がいいとされる打順を組むべきである。層が厚いのなら適当に組んだって勝手に点は入る。
むしろ従来の打線の組み方では、層が薄いくせに積極的にアウトを与えに行くといういわば敗退行為である。
②2番に最強打者を置いてどうする。
2番強打者≠2番最強打者である。なぜかこの話題になると文字を見落とす人が急増する。
打順を組む時において最も重要なのは「打てる選手は固める」「打てない選手に打席を回さない」、
つまり 『上位打線にいい打者を並べる』 事であって、どこに最強打者を置くのかという事自体はさほど重要ではない。
打てる打者の並びの中に打てない打者がいればそこでアウトを稼がれるが、打てない打者の前や中に打てる打者を置いても容易に勝負を避けることが出来る、
そのため得点するには効率が悪い、というだけの事である。
ちなみに厳密に言えば最強打者は4番に置くのがいいとされる。
③返すランナーがいない。
点を取るに当たって最も重要な事、それは 『アウトにならない事』 である。
野球という競技の性質上、アウトにならなければ永遠に点が入る。逆にアウトになるという事はそれだけ自軍の攻撃機会を減らすという事である。
攻撃機会が減れば得点も当然少なくなる。つまり攻撃力が下がるという事である。
チームで2番目に多く回ってくる打順にアウトを量産する選手を置くというのは、チーム全体の打席を減らす=チームの攻撃力を下げる事に直結する。
出塁さえしてしまえば後続のアウトと引き換えに進塁することも可能である。しかし、アウトになりながら出塁する(ランナーを増やす)事は不可能である。
つまりアウトにならない事に比べたら小技や粘りや走力など二の次三の次である。
④俊足左打者(併殺になりにくい、塁上でも活きる)、⑤粘り、⑥小技(バント)
と続く。粘りや小技などは、打てる打者として置く以上ほぼ考えなくていい。
分かりにくいのであれば、従来の雑魚2番を下位にぶち込んで345番を234番に繰り上げると考えてもらえればいい。
⑤上位打線が鈍足各駅停車で点が入るとは思えない。
従来の 特別急行列車=そもそも発車回数自体が少ない で点が入れやすいと言えるのだろうか。
「返す」「出る」「繋ぐ」といった従来の各打順各打者の「役割」に縛られすぎではないだろうか。
重要なのは「チームとして点が入る」事である。「チームとして」となると当然試行の母数も大きくなる。母数が大きくなるほど統計学が力を発揮する。
OPSもなく、打率・勝数絶対主義だった時代に考えられた従来の概念と、過去の膨大なデータを元に導かれた理論、一体どちらが信用に値するだろうか。
そもそもWARとは何か。細かい指標は省き説明すると、
「打撃、守備、走塁、投球により得られた得点を勝数に直したもの=チームに何勝分貢献できたか」
というものである。(実際はここに守備位置補正と代替出場得点も加算される)
打撃も守備も、それぞれ得点(守備ならば減らした失点)を足し合わせているだけである。
ただの足し算に比重が大きいも小さいもくそもないのである。
もしそう感じるのであれば、守備の重要性を過小評価しているだけである。
起用法や疲れとかの要素のがペナントでは大事という部分もあるんちゃう
それが数字が信用ならんという意味に履き違えられてるのかもな
だから貢献度を測る分には問題ない、守備力を測れはしないが
WARを構成する各指標は、それぞれ統計的に最も得点と相関の高いとされる指標である。
打撃ならばwOBA、守備ならばUZR(DRS)…といった具合である。
得点相関1.00なんて指標は存在していないので当然ブレはあるし、特に守備指標の相関は打撃に比べ低いため、よりブレは大きくなる。
しかし曲がりなりにも選手の各要素を現状最も信頼できるとされる指標で評価して算出している以上、WARが最も選手の評価に値する指標となる。
これが参考にしかならないのであれば、他に見るべき指標などはない。特に従来の打率本塁打勝数失策数など産廃もいいところである。
すまんな
5三 WARが0だったら平均的選手
WARとはそのポジションの代替可能選手に較べて何勝分上積みしたか、という指標。
この基準になっている代替可能選手とは今すぐに一軍に連れてこれるレベル、つまり平均以下の選手である。
つまりWARが0ということは平均以下であるのは明白。
まず、BABIPが信頼できるとされるのは、投手に対して用いた場合である。
「投手は打たれた打球をコントロールできない」とされるからである(それでもゴロピッチャー、フライピッチャーはいるが、100%には程遠い)。
よほどの守備崩壊などを起こしていない限り、BABIPは3割程度に収束するとされている。
三振が少なく四球が多いのに防御率がいい投手がいる、BABIPを見てみるとかなり値が低い、これは来年以降は活躍は難しいな…といった使い方をするものである。
打者に用いるべきでない理由は、やはり母数の少なさと、打者によるタイプがあるからである。
打者も何千打席と立てば傾向は見えてくるが、1シーズン以内で見るとなると「BABIP5割りとか絶対落ちるやんwww」などとしか言えない。
30試合時点での4割打者がこのまま4割でシーズンを終えるわけがない…と言うのと一緒であり、まったく意味のない話である。
ちなみに、「広角に打てる(シフトが引けない)」「打球が速い(速いと守備が追いつかないし、遠くまで飛ぶ方がヒットゾーンが広がる)」
「俊足(内野安打が出やすい)」「左打者(内野安打が(ry」「スイング後の走り出しが早い(内野(ry)」「ライナーが多い(当然ゴロやフライよりヒットになりやすい)」
といった打者ならばBABIPは高く出る。他に球場にも多少左右されるが誤差の範囲である。
失策評価もされていれば、内野なら併殺完成、外野なら補殺・進塁阻止もされている。
また一つ一つの打球を採点評価しているため、当然芝や屋内外といった球場の影響も考慮される。
メジャーであれば専用カメラを用い、軍用レーダーの技術まで流用しているため、打球の速度や方向のみならず回転や微細なイレギュラーなどもつぶさに測定できる。
日本においてもテレビ画像ではあるが打球の速度や方向程度ならば容易に解析できる。「バイトが主観で採点」などは完全にデマである。
そもそも、メジャーでは契約においてもセイバー指標が非常に重要になっている。
セイバー指標は日々専門家が研究し、改良・試作している。球団側も選手側も、セイバーの評価で何億といった金が動きうる。
そんな物にパッと見た素人がすぐ思いつくような穴が残っているとどうして思えるのか。
守備の役割とは何だろうか。ヒットを減らし、アウトを取ること。つまり失点を減らすことである。
守備の目的が失点を減らす事な以上、グラブさばきが下手だろうがボールの追い方が下手だろうが、失点をより多く減らせる守備=上手い守備である。
UZRが表すものは何か。守備で得た点=減らした失点である。つまり守備の上手さに直結する。
勿論前述した通り一年だけで判断できるものではないがそれは打撃も同じである。
つまり 『UZRが高い=守備が上手い』 のである。
一般的に守備が上手いとされているのは「捕球が上手い」「送球が上手い」といった守備の一要素でしかない。
バットに当てるのが上手い(ヒットになるとは言っていない)打者がいたとして、はたして打撃が上手い打者と言われるだろうか。
そもそもセイバーメトリクスとはタイプの違う選手たちをどうにか一括した指標で公平に評価できないか、と作られたものである。
確かにセイバーはまだまだ完璧ではないため、あるタイプに有利であるタイプには不利な数値が出ることもありうる。
しかし不完全ではあっても公正な基準を設けて選手を評価しているものを、素人が何も考えず「タイプが違うから比較できない」と宣うのは、
セイバーを作り研究している人たちに対する侮辱である。
ちなみにOPS、「長距離打者に有利」とよく言われる。だが考えてほしい。
短距離打者、中距離打者、長距離打者、一般的に考えて一番優れているのは長距離打者であろう。優れている選手がOPSでも優れていた、普通の事である。
確かにOPSは出塁率が過小評価されている。だが長打が多い打者の方が一般的に出塁力も高いのは自明の理であろう。
2、バントでアウト献上するのがアカンって言ってるだけでチームで3番目くらいの一塁到達が速いやつ置いて打たせばええんやで
3、WARは全部足して貢献度を出してるから守備の比重が多いわけじゃないんやで
4、WARは選手の貢献度評価やで
5、平均だろうとなかろうといないもんはいないんで…
6、BABIPは選手の傾向で参考にするもんやで
7、UZRが範囲指標に見えるのは範囲が広いとアウトにできる数が大幅に増えるからエラーの二つ三つくらい屁でもないんやで
8、UZRが高いのは守備で失点を防いだのを数値にしてるだけだから守備が上手い訳じゃないで
9、OPS(WAR)はその選手の評価やで
アへ単選球眼選手集めても得点はそんな稼げんやろけどウホウホ長打出塁マシーンなら得点できる可能性が高いやろ?せやろ?やで
ちょっとはしょりすぎな感じもするが大体そうや
こっちみて疑問に思ったことはワイの説明で補足するのがええかもな
素人が掲示板で野次るくらいなら適当でもええよな
間違った解釈してもええやん!めちゃくちゃなこと言って選手罵倒してもええやん!
いやダメでしょ
いや流石に去年は擁護出来ないレベルやったぞ
中畑がUZRは守備範囲とか言ってたンゴねぇ……仮にも金貰うならもう少し調べてほしいわね
UZRってなんや?
WARってなんや?
この数値の0あるいは1は何を表してるんや?
ググれ
ググっても理解できんや
OPSとか長打率+出塁率とかいわれて
2.00が最大?じゃあ1.00ってなんや?みたいに混乱する
長打率の最大値は?
出塁率の最大値は?
って1個ずつ考えればわかるで
長打率って打率とどうちゃうかもいまいちピンと来てへんねん……
長打率は鬼門やからな
そこさえ分かればあとはサクサクやろ
ま?ちょっと頑張って覚えてみるわ
よく「二塁打以上の長打」を「安打数」で割ったモノって勘違いしてる人おるからな
ホンマは「塁打数」を「打数」で割ったモノや
ワイがもし長打率を分かりやすく改名するなら、「期待塁打数」とか「塁打期待値」やな
今理解できたわ
UZRが他より1.0高いと一点防いでて
WARが他より1.0高いと1勝分勝ってることになってるらしいで
よく知らんけど
なんか数字で表されても感覚的には分かりにくい感じがする
UZRはそのポジションの平均からどれだけ失点を減らしたかやで
ARM(外野手による進塁抑止)
DPR(内野手による併殺奪取)
RngR(守備範囲)
ErrR(失策による失点抑止)
この4つを合計したものや
たまにでるUZR/1200だとかはUZRを1200イニング換算したらどうなるんや?って数字やで
サンガツ
しっかし説明聞いても全然わからんンゴねぇ……
守備範囲とかどう算出するんや
あとパークファクターみたいなのもあるんやろ?
頭おかしなるで
大半が数字の比較で選手の優劣を考えるだけで終わるのがつまらないから
何故優れた数値を出せるのかor劣った数値になってしまうのかまで分析できるなら話題として楽しいけど
優劣の話だけなら最終的にはファン同士の罵り合いにしかならないしそんなことに使われるならどんな優れた指標だろうが関係ない
ホンマに個人的な意見やな
セイバーや数字を見る人間がその選手の持つスター性やロマンを無視しているって思ってるなら偏見
技術論的な話をするなら大歓迎や言うてるやろ
結局板全体でセイバーの話題=ファンを煽ってスレ伸ばす手段としてしか使われないのが嫌いなんや
真面目な分析の話題はそういうのがいない外部のサイトで見る方が有益やろ
Jは面白gifでキャッキャしてるぐらいでええわ
バレンティンのクソ守備で落とした試合
バレンティンが打ったから勝てた試合
体感としては同じくらいのような気がしなくもない
バレンティンのWARは0.0本人の能力では1試合も勝ちを作れてないんや あながち間違えでもないで
いやまあWAR0.0は知っとるんやけど
明らかにバレが打って勝った試合の方が多い!WARは無意味!って意見をよく見るから
ワイは同じくらいやと思うなぁってだけの話や
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